自分を守る心のしくみ~防衛機制~




自分を守る心のしくみ

吉之介
こんにちは!吉之介です。今日は自分のこころを守るしくみ「防衛機制」についてお話したいと思います!

 

人間には、自分が傷つくのを防ぎ自分自身を維持しようとする心の動きがあると言われています。

これは19世紀にフロイトが提唱、後に彼の娘のアンナ・フロイトによって体系立てられました。

以下代表的なものを表にしました。

 

防衛機制

 

※表は研修等でご自由にお使い下さい。

 

抑圧

不安の元を無意識に圧迫し忘れる心の働きを抑圧といいます。

例えば、「幼少期のトラウマ的な体験を無意識の世界に追いやること」などが挙げられます。

忘れる事で心の安定を得ようとする働きですが、強すぎると心の緊張をもたらし逆に不安定になります。

 

昇華

抑圧された本能衝動を、社会的に適応された行動に変える心の働きを昇華といいます。

例えば、

「ケンカ好きな人がボクサーになる」

「日ごろの不満を芸術を通して解消する」  などが挙げられます。

防衛機制の中で唯一好ましい働きです。

 

補償

自分のコンプレックスを他の面で補う心の働きを補償といいます。

例えば、「スポーツは苦手だが勉強でトップになる」などが挙げれらます。

 

退行

その年齢の時点で解決出来ない場合に、幼児的な発達段階まで退行して解決しようとする心の働きをいいます。

例えば、「下の子供が生まれた途端、上の子供が幼児返りする」などが挙げられます。

 

投影

自分の責任を相手に転嫁することで、自分の不安を隠す心の働きをいいます。

例えば、「自分が嫌いな相手に対して、相手が自分を嫌っている!と思い込む事で自分を正当化する」などが

挙げられます。

 

隔離(分離)

辛い事や受け入れがたい事が起こった時に、それを感じないようにする心の働きをいいます。

例えば、「すごく悲しいのに涙が出ない・自分に起きた事として実感できない」などが挙げられます。

 

否認

問題が元々ないものとして扱う心の働きをいいます。

例えば「近親者の死を認めない」「病気の宣告を受けたのに病気ではない!と受け入れない」

などが挙げられます。

 

打消し

罪悪感など過去の行為を正反対の行動などで打ち消そうとする心の働きをいいます。

例えば、「ケンカをした後に取り繕う」などが挙げられます。

 

逃避

強烈な不安から逃げ出そうとする心の働きをいいます。

例えば、「辛い事を考えないように空想にひたる」などが挙げられます。

 

置き換え(転移)

不安やネガティヴな気持ちを他のことに移す、置き換える心の働きをいいます。

例えば、「会社で嫌なことがあり、帰宅後に家族に八つ当たりする」などが挙げられます。

 

知性化

不快な感情を知性によって切り離そうとする心の働きをいいます。

例えば、「人とのコミュニケーションが苦手なのでコミュニケーション術の本を沢山読む」

といったことが挙げられます。

自分の感情と向き合わないので、心の中の葛藤は無くなりません。

 

合理化

自分が失敗したときに、もっともらしい理屈を後付けする心の働きをいいます。

例えば、「試験に不合格だったときに、隣の人がうるさかったから…などと言い訳をする」

などが挙げられます。

 

反動形成

本当の気持ちとは反対の行動をとる心の働きをいいます。

例えば、「嫌いな人に親切にする・好きな子にいじわるをする」などが挙げられます。

 

 

吉之介
以上、いくつかの心の働きについてお話しました。

これら防衛機制は、葛藤を調整し外界に適当しようとする心の働きです。

これらよって自分の心を守ることはできますが、対応しきれずに心身に症状が出ることもあります。

人によって癖があるので、自分はどういった防衛機制が強いか見つけることもストレス解消に役立つのではないでしょうか。

 

 




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